One Day Fasting, Ramadan Experience Challenge (2)

One Day Fastingについての情報収集

2020年のラマダンは4月23日〜5月の23日です。

しかしながら、
この時期、日が長いです。

初心者の私にとって
実際にラマダンを行うということがどういうことなのか、
下準備と調査が必要です。

ひとまず、ラマダン期間中のムスリムの知人にインタビューしてみました。


以下、友人に聞いた
ラマダン期間中の1日の概要です。

 

ラマダンの1日

※上の画像は スマホアプリ 「Muslim Pro」の画面です。

 

①暁時 *断食の始まり、イムサック(Fajr)

ラマダンの1日の始まりは早い。
日の出の前、「太陽で空が白みがかる」、いわゆる暁時までに起きて、
(なんと2020年5月中旬は午前3時15分頃)、

食事を済ませる。 

 

※なお、日の出は午前4時50分頃。この1時間半の差は大きいですね。


この後、
日の入りまで、水や食事が取れないので、この早朝の水分摂取は非常に大事。


軽食を食べ、断食に備える。

このとき、胃に優しいもの、果物などしっかり食べ、水分もしっかり取ることがコツ。

 

その後一旦寝る。

※もしラマダンを初めてやってみるなら、このときにできるだけ長く寝ることを勧められました。
 そのほうが楽なので。

 

②当日2回目の祈りを捧げる(正午頃)

起きてすぐ水を飲みたくなるけれども我慢。

 

③日中はゆったり過ごす

慣れている人はバリバリ仕事をしたりするようですが、
無理は禁物とのこと。

 

日中のお祈りもあります。当日3回目のお祈り(15時半ごろ)。

 

④日の入り *断食の終わりイフタール

この時期は19時頃(泣)

 

お祈り(4回目)を済ませ、
やっと口にものを含むことができる。

まず、温かい飲み物、水、フルーツなどから口に入れ、
空っぽの内臓を驚かせないようにする。
その一時間後に、夕食を食べる。

 

その後、21時ごろ、夜のお祈り(5回目)を済ませ1日終了

 

思ったよりも朝が早いことが驚きです。

その他のアドバイス

また、

日本でラマダンを実践する上での助言ももらいました。 

①慣れていない人は、夕方ごろひどい頭痛や動悸が早くなるなど、体もしんどくなると思うので無理は禁物

 

②SNSは、日本ではラマダン中は断ったほうがよい。みんなが美味しいものを食べているのを見るのがつらい。

上記の2つとも、そのとおりだろうなと思います。

特に体調には気をつけようと思いました。

③追加の勉強
ムスリム愛用・ラマダン対応のスマートフォンアプリ「Muslim Pro」をダウンロードして、イメージトレーニング。

※このアプリ、多言語対応していることに加えて、コーランの読み上げ機能もあります。

 


以上の知人の助言に加えて、Youtubeでラマダン体験した方の動画を見て、勉強。

④食べ物の準備

 イムサックの前、イフタールの後の食事のために
 バナナ、ヨーグルトを買って胃に優しい食事を取れる準備。
 (すでに家にあった食材として、お粥用:お米、具なし味噌汁:だしと味噌、バナナで物足りなかったときのためのフルーツ缶詰も準備材料)


後は、当日を迎えるのみ。
とても楽しみになってきました!

 

つづきは
One Day Fasting, Ramadan Experience Challenge(3)