週末にコペンハーゲンを訪問しました。
電車の旅でした。こちらは、どちらかというとプライベートです。
デンマークは、国レベルで100%再生可能エネルギー目標を設定している国の一つです。
紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=eiBiB4DaYOM
コペンハーゲンもさまざまな取り組みがしてありますが、
今回は私が体験した
ドイツーデンマーク間の移動とコペンハーゲンの自転車サービスを中心に紹介したいと思います。
ドイツとデンマークの国境は海なのですが、
人生初、電車ごと船で運ばれるという体験をしました。
(もちろん、船にのった後は見晴らしの良いデッキに移動しました)
さすがデンマーク、フェリーの中もおしゃれです。
こちらのフェリーは、ハイブリッド型で
エンジンと蓄電池を併設しているようです。
設備の説明部分の
写真を撮り忘れたのが最大の後悔。。。
日本も船舶の老朽化や、環境負荷の提言が叫ばれていますが、あまり進んでいないように思います。
コペンハーゲンでは、自転車で移動しました。
一時間25デンマーククローネ(DKK)、500円くらいです。
http://bycyklen.dk/en/
ID登録とクレジットカードが必要で、
事前にオンラインで登録しておくと
現地のステーションでそのまま使えます。
iPadのようなタッチパネルのナビがついていて、
行き先、返却先、駐車中のロック機能など
かなり高性能でした。
街中も自転車用のレーンや信号機があって、
かなり自転車に優しい社会です。
こちらは自転車用のレーンの方が車のレーンより広い。
自転車が普及する理由は
1)デンマークの最高標高が海抜150メートル
と低いこと(コペンハーゲンは海抜90メートル)
2)デンマーク国内に自動車メーカーがなく、外車に依存するため車が高級品であること
に起因しているそうです。
やはり、エネルギー政策は地理的条件、国の産業を考慮せざるを得ません。
また、その地理的特徴のため、デンマークは有名な登山家が居ないのだそうです。
ここからはエネルギーに関係なく、コペンハーゲンの観光と所見です。
コペンハーゲン市内では、市庁舎前11:00発の無料のツアーガイドに参加し、公式・非公式のコペンハーゲン情報を聞かせてもらいました。
私たちのグループのツアーガイドさんが大変おしゃべりで、
デンマークのビールの歴史、海賊や水不足の時代、王族のこと、税金や暮らしてみた感想など、
ざっくばらんに教えてもらいました。
特にライフワークバランスについて、支援が充実していると言っていました
・所得税が45~65%、高等教育に子どもには月10万円支給。
・有給休暇が6週間/年
・育休は20ヶ月両親とも取得可能で、給料の80%が支給される。
もちろん、同時にいろんな問題もあるようですが
すべての人が自由にできるわけではないというのはどこでも共通なようです。
ガイドさんが、「バランス」がとれている、といっていましたが、
完璧な政策や完璧な状態なんてほとんどない。
その通りです。完璧な政策や社会なんてありません、
でも、そのなかで、理想の姿を目指し、ビジョンを持って
よりよい方向を模索して改善を模索していくことが重要であると再認識しました
そのほか、
ちょうど高校の卒業式ともかぶっていて、
お酒飲みながら車の荷台で大声ではしゃいでいるグループをいくつも見かけました。
前日ははもっとひどく、街中同じような車だらけで、大変うるさかったようです。
卒業おめでとうございあます。
被っている海兵隊のような白い帽子は、市から支給され名前なども刺繍されているそうです。
偶然にもコペンハーゲンらしさを楽しめてよかったです。
全体的に、景観も石造りの建築が残っていたり、
港ならではの風景もあり、とっても満足!
特にどこにいっても家具やインテリアがおしゃれで、小物もかわいいのが良いです。
また行ってみたいと思わせてくれるすてきな街でした。
注)物価は高いです。ペットボトルの水が500円くらいします。
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