環境社会学ネットワーク、再生可能エネルギーの持続性学研究会

今日はドイツから日本の再生可能エネルギー持続性学の研究会に参加。Skypeで画面を共有させてもらいながら勉強です。日本時間13時から、ドイツ時間朝6時から参加。


本日は日本の洋上風力、地熱、運動論、科学技術コミュニケーションの視点からの報告と議論が盛り上がりました。
本来は午前中の環境倫理の研究報告も聞きたかったのですが、
3時からの参加はさすがに残念。

日本での研究会への参加が限られる分、こちら、ドイツでの仕事に注力しなければと思った1日でした。


最も印象的だった報告は、洋上風力の合意形成に関する報告。

洋上風力は合意形成のステークホルダーに漁業関係者が関係するので、自分のこれまでのインフォーマントと重なる部分もあり、前のめりで聞いていました。


まだ、日本においては洋上風力は実証が多く、事業化にスムーズに移行できていません。
漁業や土地管理などのシステムが海外とも異なるので、一概に海外の事例を活用できません。


実証の事例研究が含まれていて、説得力のあるものでした。

合意形成という研究の難しさ、研究と現場との関わり方など、
自分の研究のあり方を見直す機会にもなりました。