日本のエネルギーベストミックス

4月28日に経産省がエネルギーベストミックス案を提示しました。

http://www.asahi.com/articles/ASH4X5QVXH4XULFA02T.html

http://www.jcci.or.jp/news/2015/0507165821.html


原子力発電は20~22%と震災前の27%よりは低くなったものの、
一定程度残す。風力、太陽光、水力などの再生可能エネルギーは20%程度。

個人的には、省エネルギー普及への言及が不十分であり、
エネルギー消費のあり方や筋の通った考え方が十分に示されていないと思います。


日本のエネルギー政策は間違いなく世界から注目されています。


これはまだ原案ですので、検証や反証を行っていくの必要があると思います。


エネルギーミックスの提案には以下のようなの内容もありますので、ご参考に。

・ISEPのプレスリリース
http://www.isep.or.jp/library/7557 



日本は、エネルギー自給率の低い国で
原子力発電でも火力発電を基盤とするとエネルギーの自給は達成できないと思います。

 

また、起点となる2030年は地球温暖化も進み、気候変動も多く発生し、
自然環境を意識した政策はさらに必要とされていると思います。

最新のIPCCの報告書では2050年までに、カーボンフリーを達成しないと

100年後の地球温暖化2℃以内は達成できないとされています。


かなりシビアな数字ですが、2℃を超えると生態系や植生、
各地域の生活に深刻な影響を与えるということは明確です。

 

さて、私は調査で日本の自然観は多様であり、

日本には多くの自然資源や、守るべき環境があることを実感してきました。

 

さまざまな角度から環境を見直し、

日本の社会を長期的に見て、政策が検討される必要があると思います。